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乳歯のすきっ歯について
乳歯はすきっ歯じゃないほうが危険！？
乳歯と乳歯の歯と歯の間に隙間がない歯並びは、一見綺麗に見えます。
しかし、このような歯並びは逆に要注意となります。乳歯の後に生えてくる永久歯は
乳歯より大きな歯が生えてくるため隙間がないと歯列の中に永久歯が生えることができず、
ガタガタの歯並びになってしまう可能性があります。
そのため、乳歯の時期の隙っ歯（スペース）は、将来永久歯が生えてくるために大切なものなのです。
必ず歯並びが悪くなるということではない
現時点で乳歯と乳歯の間の隙間があまりない…というお子さんも心配することはありません。子供が成長するにつれ顎も発達して
大きくなります。すきっ歯は一時的であることがほとんどですので必ずしも歯並びが悪くなるとは限りません。
幼少期に気を付けること
指しゃぶり
指しゃぶりは指を吸って前歯が押されるので前歯が出っ歯になりやすい悪習癖です。奥歯はかんでいるのに
前歯がかみ合っていない状態になることがあります。お子さんが3歳以降も続けている場合はやめるよう注意してあげてください。
口呼吸
通常は口の周りの筋肉がバランスを取っていますが口呼吸は上あごの部分に舌があると呼吸しにくいので、舌が下がります。
この時、舌は歯に当たって口の内側に力がかかり、出っ歯やガタガタの歯並びになる可能性が増えてすきっ歯の原因になります。
虫歯
乳歯がすきっ歯の場合に気を付けてほしいのが歯と歯の間の虫歯です。
歯と歯の間に隙間があるとどうしても物が詰まりやすく、歯磨きをするときに磨き残しが多い部分となります。
仕上げ磨き
大切なお子さんの歯を虫歯から守るためにも、親御さんの仕上げ磨きが重要となります。
仕上げ磨きは小学校低学年ぐらいまで必要とされているため、しっかり行ってあげましょう。
永久歯がすきっ歯になってしまった場合
永久歯に生え変わってもすきっ歯が直らない場合はかかりつけの歯科医院へ相談してみましょう。
すきっ歯の場合は歯列不正だけでなく、発音障害などが起こる可能性があります。
わかすぎ歯科では成人矯正だけではなく小児矯正も行っておりますのでお気軽にご相談ください。
※矯正相談は無料です。
